チームココアと僕の存在意義、衰退する野村型・ハーフ蟹丼
2006年3月22日いつものように家の中で歌を歌いながら飛んだり跳ねたりしていたら、
部屋から出て行くときにドアの枠のところでしたたかに頭を打ちました。
昔は絶対こんなことなかったのに、身長が伸びてしまったから。
いろんな意味で頭の痛い問題です。
それから、風呂上りに上半身裸で「フシュウウウウウ」みたいな声を出しながら
じいさんを威嚇してみたら完璧にシカトされました。
もう大学生なのにいつまでもガキみたいなことやってたらいけないってことですかね。
でも僕はいつまでも小学五年生ぐらいの気分でいたいんで。
ポケカもやめませんし、寿司はワサビ抜きが大前提です。
小学生の僕がポケモンカードを始めた当時は
ポケモンカードファンクラブという冊子が発売されており、
公式大会ベスト4までのデッキは公開されていましたが、
その内容は見事にバラバラで、ただ強いデッキがあるだけで
流行のデッキというものはほぼ存在せず、
メタゲームなどという言葉は存在する余地がありませんでした。
僕はあちこちの店舗大会に参加し、また公式イベントを観戦し、
強いデッキの発掘に奔走したものです。
強いデッキをコピーして自分好みにアレンジするということは
当時からやっていました。
だって勝ちたいんだもん。
それがだんだんある程度どこのイベントに行っても大体同じようなデッキを
いくつも見かけるようになりました。
その要因としてはイベントを通じてプレイヤー同士のコミュニティが形成され
知識を共有する土壌ができたことが挙げられるでしょう。
同様にコミュニティ形成に大きな役割を果たしたのが
携帯電話やインターネットと言った比較的新しいメディアです。
これによって、プレイヤー同士はより密に大規模に
情報を交換することができるようになりました。
これらの普及と流行の顕在化はほぼ同時だったように思います。
そしてその中でデッキ集の果たす役割とは。
チームココアの活動目的は、究極的には
もっとポケカを楽しく遊ぶことだと思っています。
そのために我々がやっていることはデッキ集の編纂。
ココアのデッキ集の主な目的は、
自分達を含むプレイヤー全体の強さのボトムアップです。
ただデッキレシピを纏めて晒しているだけですが、
そこには様々な意味があり利用価値があります。
まず、デッキを組もうとするときに今現在どのようなデッキが
好んで使われているのかを考えるときココアのデッキ集の
一番上のところはかなり役に立ちますし、
そういったデッキを使いたいときには
ココアのデッキレシピをかっぱらってきて弄れば楽です。
僕は閲覧者の一人としてココアのデッキ集をそういう感じで活用していますし、
恐らく他の閲覧者の方々も大体同じなんじゃないかと勝手に決め付けています。
デッキ集は数あれど、実際に結果を出している人たちが
オムニバス形式のような形でデッキを掲載しているというサイトは
界隈を見渡してみてもかなり貴重な存在であると言えます。
ココアを最も必要としている層はある程度ポケカに慣れてきて
次は上級者の構築を学んでステップアップしたい人たちだと思いますが、
そういう人たちには、ココアのデッキを丸パクリしてでもいいから
どんどん使ってもらって、まずそれらのデッキがなぜ強いのかを理解し、
今度はそこで学んだものを自分のデッキの構築に活かしてもらったらいいと思います。
コピーデッキを使ってでも勝つ楽しみはモチベーションの向上に繋がりますしね。
それで結果を出してもらえればまた何らかのエッセンスが
僕らの元へフィードバックされてくることでしょう。
僕はそういった形でのフィードバックを期待しています。
ケチつけるのも大いに結構だと思います。
なにか指摘があれば参考にさせてもらいたい。
それもまたフィードバック、フィードバック。
中森明菜はプレイバック。
そして二次的効果として発生するのがメタの整理。
公式大会でも上位に行けばいくほど
使われるデッキが似通ってくるということがありますが、
情報交換が進んでプレイヤー全体のレベルが向上することで
デッキの傾向が似通ってくるということが起こっていると思います。
また、コピーデッキあるいは劣化コピーデッキが氾濫すれば
それはそのまま似通ったデッキの流行を生みます。
このように、デッキ集の公開も含め情報を発信することで
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな感じで
環境を把握するのが楽になるということが起こっているのではないでしょうか。
けして流行しているとは言いがたいデッキを使ったのに
コンセプトがまったく掴めないような構成のデッキに
積み込みを疑いたくなるぐらいすばらしい回転を見せ付けられて
コテンパンにやられてしまうというような状況は誰しも経験のあることでしょう。
レックで攻めようとしたら相手がいきなりオオタチを場に出してきたので、
化石を前に出して後でレックを育てようとしたら
今度はいきなり氷マシンがすっ飛んできたときの
あのしてやられた感を僕は忘れない。
勝ち続ける人たちが使うデッキはある程度の安定性を保っていますが、
構築がおかしいデッキはそれを犠牲にする代わりに
意外な爆発力を持っていたりしてしばしば計算を狂わされるので、
そういうことが減るということは大変ありがたいことです。
みんな強くなったら似たようなデッキを使いたがるから作戦立てやすくなってラッキー、
そうでなくてもコピーデッキが増えれば作戦立てやすくなってラッキー。
つまり一種の無意識的な情報操作が行われているという解釈もできます。
しかし情報というのはただそこにあるだけで、
それをどう使うかは受け取った方次第です。
よく吟味した上で正しいと思えばそれを受け入ればいいし、
間違っていると思えばそれを受け入れなければいいだけの話です。
例えば、白状してしまうと
今ココアのデッキ集に載っているデッキは八割がた僕が作ったものです。
ただココアに載っているというだけで、けして優れたものではありません。
喜んで丸パクリした人はざんねん、ふりだしにもどる。
しかしそれなりの水準に達してはいるはずなので
普通に使ってもそう問題はないはずだし
少し弄ってもらえば使い物になるはずです。
要するに情報は使い方次第だということ。
また、デッキ集には客寄せパンダとしての役割もあります。
いいサイトを作れば当然人が寄ってきますし、
それの運営に関わっていれば正統な手段で効率よく売名を行うことができます。
僕ことなにものかはチームココアの看板を背負って活動しているわけですが、
チームココアが有名になってくれたお陰で自己紹介が大変楽です。
例えば元アイポケのとれいんさんとはそのお陰でお近づきになれたわけで、
今とれいんさんは僕に多くの知恵を与えてくれているだけでなく
ココアのデッキ集の編纂にも力を貸してくれています。
ついでに僕の服の嗜好に大きな影響を与えてくれたので出費が跳ね上がり、
いや、この際そんなことはどうでもいい。
要するに、情報を発信することは情報を得ることに繋がるのです。
その繰り返しで全体の発展に繋がればいいなと思っています。
デッキ集などという物を作るために
時間をかけてわざわざ手の内を晒したりするという行為は
一見何のメリットもないことであるかのように取られがちですが、
実はそういうわけでもないんです。
さあ君もレッツホームページ!
それがめんどい人はブログ!
先ほども言いましたが、情報は受け取り手次第。
僕は正しいことを書いているとは決して思っていませんし、
かと言って間違ったことを書いているとも思っていません。
実際、正しいことを言っている場合もあるし
間違ったことを言っている場合もあるはずです。
僕自身も常に半信半疑でいます。
もっともらしい口ぶりでとんでもないことを言う人はいくらでもいるわけで、
情報というものは常に一度その説得力の根拠について考えてみるべきです。
僕には取り立てて言うほどの実績はありませんし、
今後実績を作るだけの能力もありませんが、
キャリアだけは無駄に長いのでその立場を活かし
こうやって書くことでこの世界に居場所を見出そうと思っています。
お願いだから見捨てないで。
さて、これから情報操作で苦手なデッキを潰しにかかりますのでね。
というかさっきから使う単語がいちいちきな臭いと自分でも思います。
今回はハーフでキングラーを使うことについて考えてみます。
その前に考えておきたいのがデッキのノームランタン略して野村について。
非ex1進化2体に様々なギミックを積んで、
80ダメージ前後の手数で攻めるデッキあり、
ハーフデッキの基本として必ず押さえておくべき構築パターンです。
基本パターンは大まかに、
たねポケモンと進化ポケモンを2種類で8枚。
ドローサポーター5〜6枚とボール1〜2枚の計7枚。
ギミックが6枚。
たねエネ7と進化エネ2の9枚。
総計30枚。
派生としては、ランキュウ、ネールドン、ランヘルなどのものが挙げられます。
ランヘルなどは比較的新しい部類ですが、
この形式のデッキは全体として減少傾向にあります。
もちろんその理由は環境に合わなくなったからですが、
その原因を探るにはその先駆けである野村の歴史を紐解いてみる必要があります。
野村は、丁度eからADVへの過渡期の中で生まれたデッキで、
速攻性と安定性を売りにしていました。
これがeシリーズのブロック落ちにより、
地底探検隊、森の番人、ただようチョンチーなどの
デッキの基礎となる部分を失ってやや弱体化しました。
それでも生き残っていたのは勝てるデッキが多かったからです。
これ以降野村のライバルとなったのは、
マグマ、カメ、レック、マンダ等。
いずれも、ノームかランタンのどちらかで
ちから水晶砂漠を絡めることで一撃にしとめることが
出来るポケモンをメインに据えていました。
ところがそれ以降、ハリテヤマやハッサムなどの大型のもの、
更にフライゴンやメガニウムのように速度も兼ね備えたもの等、
基本ダメージ80では倒しきれないデッキが相次いで登場し、
特にノームのほうは完全にパワーのインフレについていけなくなりました。
つい最近一時的に低HPのポケモンが流行って
一時的にランターンをちらほら見かけましたが、
今再び高HPの方に流れが傾いて同時にランターンも見かけなくなりました。
即ち、現環境における野村型デッキの衰退の理由とは
速度と出力が共に他のポケモンに追いつかなくなったことに集約されます。
ハーフの対戦は確実にスピード化が進んでいます。
例えば、ジラーチ2進化型のデッキでも、
アメ進化に頼って1進化ポケモンを使わない、
いわゆる「中抜き」の構築を取るパターンがほとんどです。
これは悠長に1進化経由で2進化ポケモンを育てているような
余裕は今の環境にはないということのだということを意味しています。
同様に、野村型のデッキでも1枚ずつエネを貼っている余裕は無くなったし、
前で別の1進化が戦っているうちに後にランターンを立てて
エネアースから次の攻撃に繋げるという流れも成立しにくくなりました。
そういった環境の変化を受けて、
速度のカバーのためにたねエネやギミックのスロットを削って
スクランを積むケースもありますがこれをやると安定性や柔軟性が失われます。
小型のポケモンの手数で攻めるというセールポイントもありましたが
わるヤドにすっかりお株を奪われてしまった感があります。
ここでやっとキングラーの話に戻ります。
強い1進化として注目を浴びているこのカードですが、
どうぐの使用を前提としているので実質2進化と変わらないし、
貼るなら封印の結晶を使うべきだということは先日書いた通りです。
ところが、すでにその封印の結晶はわるヤドデッキで効果的に使用されて
わるヤド自身を筆頭に、黒ウィニー、ハッサムなど
ポケパワーやポケボディーに頼らないデッキに流行が流れつつあります。
スタンとは違ってハーフデッキでは特殊能力頼みのデッキは
圧倒的に少ないのです。
そのような環境の中で、ノームランタンと同じ
3エネが前提のキングラーに第一線での活躍は期待できません。
とか言いながらキングラーを使った強いデッキが出てきたら
僕はかなりかっこわるいですね。
北海道でもナッシーランターンというデッキが入賞しているわけで、
これのどちらかをキングラーに挿げ替えても機能するんじゃないかと思いますし
キングラーを使った強いデッキが出てくる可能性は当然あります。
うん、よし、これで逃げ道は作ったぞ。
それでも活路を見出したい僕は
旬の蟹を使った美味しいデッキの開発を進めてきました。
最近思いついたのが、封印の結晶に強い黒ウィニーの弱点を突ける、
W虹を貼ってもジラーチを倒せる、
エネをトラッシュしないので息切れしない、
HPが高いのでふりおろすやうずしおやポイすてで即死しにくい、
等など色々と便利な点のあるサイドンを相方に据えた蟹丼デッキです。
これも大変美味しそうなデッキ名になりました。
ご賞味あれ。
ポケモン:8枚
2: クラブ(PCG1)
2: サイドン(ADV4)
2: サイホーン(PCGQCP)
2: キングラー(PCG7)
トレーナー:13枚
1: TVレポーター
2: ワープポイント
1: 砂漠の遺跡
2: マスターボール
2: オーキドはかせの研究
2: クルミのリクエスト
1: ちからのかけら
2: 封印の結晶
エネルギー:9枚
2: 炎エネルギー
2: 闘エネルギー
2: 鋼エネルギー
2: Wレインボーエネルギー
1: スクランブルエネルギー
部屋から出て行くときにドアの枠のところでしたたかに頭を打ちました。
昔は絶対こんなことなかったのに、身長が伸びてしまったから。
いろんな意味で頭の痛い問題です。
それから、風呂上りに上半身裸で「フシュウウウウウ」みたいな声を出しながら
じいさんを威嚇してみたら完璧にシカトされました。
もう大学生なのにいつまでもガキみたいなことやってたらいけないってことですかね。
でも僕はいつまでも小学五年生ぐらいの気分でいたいんで。
ポケカもやめませんし、寿司はワサビ抜きが大前提です。
小学生の僕がポケモンカードを始めた当時は
ポケモンカードファンクラブという冊子が発売されており、
公式大会ベスト4までのデッキは公開されていましたが、
その内容は見事にバラバラで、ただ強いデッキがあるだけで
流行のデッキというものはほぼ存在せず、
メタゲームなどという言葉は存在する余地がありませんでした。
僕はあちこちの店舗大会に参加し、また公式イベントを観戦し、
強いデッキの発掘に奔走したものです。
強いデッキをコピーして自分好みにアレンジするということは
当時からやっていました。
だって勝ちたいんだもん。
それがだんだんある程度どこのイベントに行っても大体同じようなデッキを
いくつも見かけるようになりました。
その要因としてはイベントを通じてプレイヤー同士のコミュニティが形成され
知識を共有する土壌ができたことが挙げられるでしょう。
同様にコミュニティ形成に大きな役割を果たしたのが
携帯電話やインターネットと言った比較的新しいメディアです。
これによって、プレイヤー同士はより密に大規模に
情報を交換することができるようになりました。
これらの普及と流行の顕在化はほぼ同時だったように思います。
そしてその中でデッキ集の果たす役割とは。
チームココアの活動目的は、究極的には
もっとポケカを楽しく遊ぶことだと思っています。
そのために我々がやっていることはデッキ集の編纂。
ココアのデッキ集の主な目的は、
自分達を含むプレイヤー全体の強さのボトムアップです。
ただデッキレシピを纏めて晒しているだけですが、
そこには様々な意味があり利用価値があります。
まず、デッキを組もうとするときに今現在どのようなデッキが
好んで使われているのかを考えるときココアのデッキ集の
一番上のところはかなり役に立ちますし、
そういったデッキを使いたいときには
ココアのデッキレシピをかっぱらってきて弄れば楽です。
僕は閲覧者の一人としてココアのデッキ集をそういう感じで活用していますし、
恐らく他の閲覧者の方々も大体同じなんじゃないかと勝手に決め付けています。
デッキ集は数あれど、実際に結果を出している人たちが
オムニバス形式のような形でデッキを掲載しているというサイトは
界隈を見渡してみてもかなり貴重な存在であると言えます。
ココアを最も必要としている層はある程度ポケカに慣れてきて
次は上級者の構築を学んでステップアップしたい人たちだと思いますが、
そういう人たちには、ココアのデッキを丸パクリしてでもいいから
どんどん使ってもらって、まずそれらのデッキがなぜ強いのかを理解し、
今度はそこで学んだものを自分のデッキの構築に活かしてもらったらいいと思います。
コピーデッキを使ってでも勝つ楽しみはモチベーションの向上に繋がりますしね。
それで結果を出してもらえればまた何らかのエッセンスが
僕らの元へフィードバックされてくることでしょう。
僕はそういった形でのフィードバックを期待しています。
ケチつけるのも大いに結構だと思います。
なにか指摘があれば参考にさせてもらいたい。
それもまたフィードバック、フィードバック。
中森明菜はプレイバック。
そして二次的効果として発生するのがメタの整理。
公式大会でも上位に行けばいくほど
使われるデッキが似通ってくるということがありますが、
情報交換が進んでプレイヤー全体のレベルが向上することで
デッキの傾向が似通ってくるということが起こっていると思います。
また、コピーデッキあるいは劣化コピーデッキが氾濫すれば
それはそのまま似通ったデッキの流行を生みます。
このように、デッキ集の公開も含め情報を発信することで
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな感じで
環境を把握するのが楽になるということが起こっているのではないでしょうか。
けして流行しているとは言いがたいデッキを使ったのに
コンセプトがまったく掴めないような構成のデッキに
積み込みを疑いたくなるぐらいすばらしい回転を見せ付けられて
コテンパンにやられてしまうというような状況は誰しも経験のあることでしょう。
レックで攻めようとしたら相手がいきなりオオタチを場に出してきたので、
化石を前に出して後でレックを育てようとしたら
今度はいきなり氷マシンがすっ飛んできたときの
あのしてやられた感を僕は忘れない。
勝ち続ける人たちが使うデッキはある程度の安定性を保っていますが、
構築がおかしいデッキはそれを犠牲にする代わりに
意外な爆発力を持っていたりしてしばしば計算を狂わされるので、
そういうことが減るということは大変ありがたいことです。
みんな強くなったら似たようなデッキを使いたがるから作戦立てやすくなってラッキー、
そうでなくてもコピーデッキが増えれば作戦立てやすくなってラッキー。
つまり一種の無意識的な情報操作が行われているという解釈もできます。
しかし情報というのはただそこにあるだけで、
それをどう使うかは受け取った方次第です。
よく吟味した上で正しいと思えばそれを受け入ればいいし、
間違っていると思えばそれを受け入れなければいいだけの話です。
例えば、白状してしまうと
今ココアのデッキ集に載っているデッキは八割がた僕が作ったものです。
ただココアに載っているというだけで、けして優れたものではありません。
喜んで丸パクリした人はざんねん、ふりだしにもどる。
しかしそれなりの水準に達してはいるはずなので
普通に使ってもそう問題はないはずだし
少し弄ってもらえば使い物になるはずです。
要するに情報は使い方次第だということ。
また、デッキ集には客寄せパンダとしての役割もあります。
いいサイトを作れば当然人が寄ってきますし、
それの運営に関わっていれば正統な手段で効率よく売名を行うことができます。
僕ことなにものかはチームココアの看板を背負って活動しているわけですが、
チームココアが有名になってくれたお陰で自己紹介が大変楽です。
例えば元アイポケのとれいんさんとはそのお陰でお近づきになれたわけで、
今とれいんさんは僕に多くの知恵を与えてくれているだけでなく
ココアのデッキ集の編纂にも力を貸してくれています。
ついでに僕の服の嗜好に大きな影響を与えてくれたので出費が跳ね上がり、
いや、この際そんなことはどうでもいい。
要するに、情報を発信することは情報を得ることに繋がるのです。
その繰り返しで全体の発展に繋がればいいなと思っています。
デッキ集などという物を作るために
時間をかけてわざわざ手の内を晒したりするという行為は
一見何のメリットもないことであるかのように取られがちですが、
実はそういうわけでもないんです。
さあ君もレッツホームページ!
それがめんどい人はブログ!
先ほども言いましたが、情報は受け取り手次第。
僕は正しいことを書いているとは決して思っていませんし、
かと言って間違ったことを書いているとも思っていません。
実際、正しいことを言っている場合もあるし
間違ったことを言っている場合もあるはずです。
僕自身も常に半信半疑でいます。
もっともらしい口ぶりでとんでもないことを言う人はいくらでもいるわけで、
情報というものは常に一度その説得力の根拠について考えてみるべきです。
僕には取り立てて言うほどの実績はありませんし、
今後実績を作るだけの能力もありませんが、
キャリアだけは無駄に長いのでその立場を活かし
こうやって書くことでこの世界に居場所を見出そうと思っています。
お願いだから見捨てないで。
さて、これから情報操作で苦手なデッキを潰しにかかりますのでね。
というかさっきから使う単語がいちいちきな臭いと自分でも思います。
今回はハーフでキングラーを使うことについて考えてみます。
その前に考えておきたいのがデッキのノームランタン略して野村について。
非ex1進化2体に様々なギミックを積んで、
80ダメージ前後の手数で攻めるデッキあり、
ハーフデッキの基本として必ず押さえておくべき構築パターンです。
基本パターンは大まかに、
たねポケモンと進化ポケモンを2種類で8枚。
ドローサポーター5〜6枚とボール1〜2枚の計7枚。
ギミックが6枚。
たねエネ7と進化エネ2の9枚。
総計30枚。
派生としては、ランキュウ、ネールドン、ランヘルなどのものが挙げられます。
ランヘルなどは比較的新しい部類ですが、
この形式のデッキは全体として減少傾向にあります。
もちろんその理由は環境に合わなくなったからですが、
その原因を探るにはその先駆けである野村の歴史を紐解いてみる必要があります。
野村は、丁度eからADVへの過渡期の中で生まれたデッキで、
速攻性と安定性を売りにしていました。
これがeシリーズのブロック落ちにより、
地底探検隊、森の番人、ただようチョンチーなどの
デッキの基礎となる部分を失ってやや弱体化しました。
それでも生き残っていたのは勝てるデッキが多かったからです。
これ以降野村のライバルとなったのは、
マグマ、カメ、レック、マンダ等。
いずれも、ノームかランタンのどちらかで
ちから水晶砂漠を絡めることで一撃にしとめることが
出来るポケモンをメインに据えていました。
ところがそれ以降、ハリテヤマやハッサムなどの大型のもの、
更にフライゴンやメガニウムのように速度も兼ね備えたもの等、
基本ダメージ80では倒しきれないデッキが相次いで登場し、
特にノームのほうは完全にパワーのインフレについていけなくなりました。
つい最近一時的に低HPのポケモンが流行って
一時的にランターンをちらほら見かけましたが、
今再び高HPの方に流れが傾いて同時にランターンも見かけなくなりました。
即ち、現環境における野村型デッキの衰退の理由とは
速度と出力が共に他のポケモンに追いつかなくなったことに集約されます。
ハーフの対戦は確実にスピード化が進んでいます。
例えば、ジラーチ2進化型のデッキでも、
アメ進化に頼って1進化ポケモンを使わない、
いわゆる「中抜き」の構築を取るパターンがほとんどです。
これは悠長に1進化経由で2進化ポケモンを育てているような
余裕は今の環境にはないということのだということを意味しています。
同様に、野村型のデッキでも1枚ずつエネを貼っている余裕は無くなったし、
前で別の1進化が戦っているうちに後にランターンを立てて
エネアースから次の攻撃に繋げるという流れも成立しにくくなりました。
そういった環境の変化を受けて、
速度のカバーのためにたねエネやギミックのスロットを削って
スクランを積むケースもありますがこれをやると安定性や柔軟性が失われます。
小型のポケモンの手数で攻めるというセールポイントもありましたが
わるヤドにすっかりお株を奪われてしまった感があります。
ここでやっとキングラーの話に戻ります。
強い1進化として注目を浴びているこのカードですが、
どうぐの使用を前提としているので実質2進化と変わらないし、
貼るなら封印の結晶を使うべきだということは先日書いた通りです。
ところが、すでにその封印の結晶はわるヤドデッキで効果的に使用されて
わるヤド自身を筆頭に、黒ウィニー、ハッサムなど
ポケパワーやポケボディーに頼らないデッキに流行が流れつつあります。
スタンとは違ってハーフデッキでは特殊能力頼みのデッキは
圧倒的に少ないのです。
そのような環境の中で、ノームランタンと同じ
3エネが前提のキングラーに第一線での活躍は期待できません。
とか言いながらキングラーを使った強いデッキが出てきたら
僕はかなりかっこわるいですね。
北海道でもナッシーランターンというデッキが入賞しているわけで、
これのどちらかをキングラーに挿げ替えても機能するんじゃないかと思いますし
キングラーを使った強いデッキが出てくる可能性は当然あります。
うん、よし、これで逃げ道は作ったぞ。
それでも活路を見出したい僕は
旬の蟹を使った美味しいデッキの開発を進めてきました。
最近思いついたのが、封印の結晶に強い黒ウィニーの弱点を突ける、
W虹を貼ってもジラーチを倒せる、
エネをトラッシュしないので息切れしない、
HPが高いのでふりおろすやうずしおやポイすてで即死しにくい、
等など色々と便利な点のあるサイドンを相方に据えた蟹丼デッキです。
これも大変美味しそうなデッキ名になりました。
ご賞味あれ。
ポケモン:8枚
2: クラブ(PCG1)
2: サイドン(ADV4)
2: サイホーン(PCGQCP)
2: キングラー(PCG7)
トレーナー:13枚
1: TVレポーター
2: ワープポイント
1: 砂漠の遺跡
2: マスターボール
2: オーキドはかせの研究
2: クルミのリクエスト
1: ちからのかけら
2: 封印の結晶
エネルギー:9枚
2: 炎エネルギー
2: 闘エネルギー
2: 鋼エネルギー
2: Wレインボーエネルギー
1: スクランブルエネルギー
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