大学の友達の車に乗っけてもらって旅行へ行ってきました。
帰りは途中まで送ってくれるというので
なんばで下ろしてくれと頼んだら、
「何で?」と聞かれて、
「買い物したいから」って答えて、
「何買うん?」って聞かれて、
「カード」って答えて、
「何のカード?」って聞かれて、
「ポケモンカード」って答えました。
答えてしまいました。
機転が利かないのでこういうとき咄嗟に嘘がつけません。

関東Bのほうの結果も出たようなので感想を。
注目したいのはシニア1位のバシャキン。
ポケパワー依存度の高さや出力の低さ、
元来の癖の強さもあって今ケッキングというチョイスは
微妙と言わざるを得ませんが、
こんな風に好きなデッキ使って勝ったら気持ちいいだろうなあ。
あとはわかりやすく使用デッキに傾向が現れている感じで、
関東Bだけでなく両日に渡って黒バンギ、封印絡み、マイン系速攻が目に付きます。
ランク外にはいくらかドルヘルの姿があったようで、
その他のデッキの勝因はロック耐性の高さにあると言ってよいでしょう。

ルンカルと滋賀バンギの2つは必ず上のほうに来ると踏んでいたのですが
どうやら予想が当たったようで僕としては小さくガッツポーズです。
この2つのデッキは確かにポケパワーを頻繁に使用するのですが
ロック優勢の環境下でも勝てる要因を持っているので、
それについて考えてみたいと思います。

まずルンカルについて、コンセプトを確認しておきます。
このデッキはルンパッパとマグカルゴの擬似マッハサーチの力で場を整え、
複数体のルンパッパで波状攻撃を仕掛けるデッキです。
展開にポケパワーを使用しますが、
メインのルンパラインを太めに構築されているパターンが多く、
展開はノコッチに頼ってベンチ展開とデッキ圧縮を行っておけば
後は素引きで戦闘態勢を整えることも十分に可能です。
バトフロに引っかからない、
ルナソルに引っかかってもすいすいダンスだけは影響を受けないなど
ピジョット型よりややロックに強い面もあります。
構築に余裕があるので宇宙センターや暴風などのロック解除のギミックを
多数組み入れることができる点もポイントです。

次に滋賀バンギについてですが、
これもノコッチやジラーチやピジョットによって場を整え、
複数体のバンギラスのスピンテールによってダメカンをばら撒くデッキです。
このデッキのロック耐性のポイントは、
わるいサナギラスがばくれつしんかによる自己展開が可能であるという点と、
わるいバンギラスが120という高いHPを活かして
後続が育つまでバトル場で持ちこたえることができるという点です。

この2つの系統のデッキは確かにポケパワーを用いたデッキなのですが、
依存度の点でいうと実はそれほど高いわけではなく、
色拘束の緩さから特殊エネルギーによるギミックを仕込むことができるなど
現環境でも十分生き残っていける要素を持っているのです。

そして同じく上位にいくらか見られるマイン系速攻デッキは
同じくポケパワー依存のデッキですが、
これも実はロック耐性のあるデッキです。
そのポイントは速攻というコンセプトにあります。
確かに展開の際にはポケパワーが必須ですが、
ポケパワーは場を整えるためにのみ使われているだけであって、
実際に攻撃態勢に転じてからはそれほど重要ではなくなってきます。

以上ルンカル滋賀バンギマイン系速攻について述べましたが、
この3つの共通点はポケパワーの重要性がゲームの前半部分に
集中しているという点です。
同じくノコッチ展開ピンポイントサーチに頼っていたにも関わらず
デンバンギやネールカロスが消えていったのは、
ロック対策のカードを仕込むだけの構造的な余裕がなかったことと、
サポート体制の維持のために
ゲーム全般に渡ってポケパワーに依存せざるを得なかったたからです。

そして、ピジョットやマグカルゴなど展開用ポケパワーを
戦略の一部として組み込んでいながら
あえて封印の結晶を利用するという構築のデッキが
ちらほら出てきている点は注目すべきでしょう。
特に滋賀バンギをベースに封印の結晶を組み込んだデッキは
いくつか上位に上がっているようです。
この自らをも封印してしまうというテクニックは
一見すると自分で自分の首を絞めているかのように見えますが、
実は効果的な面もあったりします。

封印の結晶によるロックは封印の結晶を持ったポケモンが
バトル場に出ることによって発動し、
同じくバトル場から退くことによって解除されます。
バトル場に封印持ちポケモンを置いておき、
相手に倒されてバトル場に封印の結晶がなくなったことにより
一時的にロックが解除された瞬間にポケパワーを使いその後貼りなおすだとか、
封印持ちポケモンを一旦ベンチに下げてポケパワーを使った後またバトル場に戻す、
ということをすれば
自分だけがポケパワーを使うことができてミラーマッチでも優位に立てますし、
さっさと展開を済まして幹部撃ってピンポイントサーチで封印を貼る、
というお手軽ロックも可能です。
自分だけ回避手段を確保しておきつつお互いにロックをかける、
昔懐かしいミニスカピピピと同じ原理ですね。
つまりポケパワードローデッキにも
封印の結晶を積んでおけば発動タイミングを自分で操作できるために
ロックデッキとしての働きが期待できるのです。
上で説明したような元来の構造上のロック耐性の強さもあって
ロックそれそのものを目的としたデッキにも十分対抗できます。

封印黒バンジョットについてはちょっとよくわかりませんが、
ルンカルロックについては僕も以前組んだことがあるので紹介したいと思います。
ルンカルは爆発的な展開力を持っているので、
ゲーム中盤から後半にかけては完全に戦力が出揃って
最早ポケパワーを使う必要がなくなるということがよくありますが、
このような状況であれば封印の結晶を貼っても何ら問題はないはずです。
ルンカルは手数で攻めるデッキなので、
相手の戦力の供給を幹部と封印で断ってしまおうというのが
このデッキのコンセプトです。

今日はいつもにまして文章のキレが悪い!

ポケモン:19枚
2: マグカルゴ(PCG2)
2: マグマッグ(PCG4)
2: ハスブレロ(ADV2)
1: ハスブレロ(PCG2)
4: ルンパッパ(PCG2)
4: ハスボー(PCG8)
4: ノコッチ(ADVex)

トレーナー:25枚
2: ふしぎなアメ
2: TVレポーター
3: ダイゴのアドバイス
1: 超古代のワザマシン[岩]
4: ニシキのネットワーク
3: 宇宙センター
2: ポケモン回収装置
4: ロケット団の幹部
2: 暴風
2: 封印の結晶

エネルギー:16枚
5: 水エネルギー
4: Wレインボーエネルギー
3: ワープエネルギー
2: サイクロンエネルギー
1: スクランブルエネルギー
1: ヒーリングエネルギー

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