仲間を見つけると嬉しいもんです。
今日はお買い物で梅田まで行ってきたのですが、
大体十代前半ぐらいの可愛らしい白人の女の子がいて、
友人と思しき女の子にヒザカックンをしかけているところを
偶然にも目撃して驚きました。
彼女がもし日本に住んでいる人だった場合は別ですが、
ヒザカックンは日本だけの文化じゃないんだと思って、
僕は大変感動しました。

あと中四国大会で上の方に知った名前がいっぱいあって
こっちの方にも躍り上がって天井で頭を打たんばかりに大感動です。
ゆめらんズの一人としてあらひ弟には随分肩入れしている部分があるので
ジュニアで優勝という結果を出してくれて嬉しい限り。
あらひとよしひこもマスターで3位4位といい位置についてます。
そんなゆめらんズを蹴落として優勝のももっちさんは
秘蔵のニョロトノでメタを完璧に読みきっての勝利と言えるでしょう。
これはもう舌を巻くしかない。
ニョロトノだけにね。

さて、意外なデッキが顔を並べている広島大会の入賞デッキ陣ですが、
まず注目すべきはももっちさんの化石ニョロトノだと思います。
いつぞ、ポケパワーに頼るでもなくロックをかけるでもなく
素引きで単純に展開するデッキが強いと書きましたが、
化石ニョロトノはまさにその典型と呼べるデッキです。
ニョロトノが化石を盾になぐってひっこむで
毎ターン40ずつダメージを与えて攻めていくのがメインのデッキなので、
相手のポケモンを順番に倒していくだけの単純なデッキは大体ニョロトノのエサです。
直接ベンチを狙ってくるタイプのデッキと
毎ターンの40ダメージを無効化してしまうタイプのデッキが苦手なはずですが、
その中でも突風効果を持つユレイドルはそもそもニョロトノに継続して
大ダメージを与えることができないし、
黒バンギに関してはニョロモの進化ライン上にあるニョロボンで
完璧に対処可能です。
かつて天敵であったボーマンダはゲームの高速化についていけず、
わるネールやカメルギネールはポケパワーへの依存度の高さゆえに
それぞれ消えていった今、
残る苦手はマインを絡めたマジハン及び幹部と
ハッサムによる防御と一体の攻撃だと思います。
要するに今ニョロトノは環境的にとても有利なわけで、
ももっちさんの他にも化石ニョロトノの実戦投入を
検討しているという話をちらほら耳にしています。
それから3位のヨッシーさんのラフレイハは
トレーナーカードをロックすることができるので
今流行の封印の結晶によるロックを狙うデッキと
ポケパワーによるサポートを担当するポケモンを
揃えるためにトレーナーカードを使用するデッキの
両方に対して有利であるためこれも環境的に有利なデッキです。
4位のあらひさんの滋賀バンギについては
闘ポケモンが増えつつある中での大健闘と言えるでしょう。
彼は滋賀バンギという構築パターンがまだ環境的に不利であった時代から
このデッキを使い込んでいるので純粋に使い込み度合いの勝利だと思います。
2位のハリテマインガラガラはマインで加速してビーチでロック、
といった感じのデッキだと思いますが、
バンギやルンカルに強そうという以外よくわかりません。
シニアの方へ目をやってみると、
若いくせに強すぎると噂の姫騎士さんがミュウレックで2位。
これから上位で度々名前を見かけることになるのではないでしょうか。
あらひ弟といいこの人といいなかなか楽しみです。
1位のアドブースタン版はこれも素引き展開と
ピンポイントポケパワー攻撃に頼ったデッキで、
封印ロック優勢の環境下で勝てる要素を持っていて
なかなか面白いと思います。
3位にハッサム単がちゃっかり入賞していて安心しました。
他のデッキはさておきハッサム単には勝てないというデッキは実は結構あって、
例えば今回のマスターの上位陣を見てみると
どのデッキもハッサムはちょっと厳しいんじゃないかという感じがします。
ダークホースとして今後も頑張ってもらいたいデッキです。
封印マグマとドル絡みのデッキはひょっとして入賞するんじゃないか
と思っていたのですが一切いなかったみたいで意外でした。

ユレイドルと言えば広島が本場です。
ここ最近では北海道大会でのクーポソさんの鮮烈な優勝劇が印象的ですが、
古くからランタン、サンダー、ドガス、ケッキン、ルンパ、カイリキー等
色々なポケモンと組み合わせられ使われ続けてきたカードです。
ユレイドルで戦うとほぼ間違いなく長期戦になるため、
その点を生かしてダメカンを撒きつつ
ベンチに大量にガラガラを並べようというデッキを作ってみたところ、
これが予想外に弱かったので落ち込みました。
まあやるだけ無駄だった訳ですが、
その結果ドルの使いづらさがわかったので書いておきます。

ユレイドルを使うと大抵ロック系統のデッキが出来上がります。
ロックデッキというのは相手の展開を止めるために
相手が展開しきらないうちに体制を整える必要があるデッキです。
ということは、とにもかくにもロックの体制を整えるためのカードに
スロットを多く割くことになるわけです。
ユレイドルの大きな特徴は、
場に出るためにねっこの化石、妖しい洞窟、ホロンの化石等
トレーナーカードが必要になるという点です。
相手が展開しきるまえにロックをかけたいので
これらのトレーナーカードを可能な限り早く使う必要があります。
これらのカードはリリーラへのつなぎとして丁度
たねポケモンと同じ働きをしますが、
分類上ポケモンではないため、
他のデッキと違ってノコッチやニシキで引っ張って
簡単に展開するということができません。
特に昔はねっこの化石しかなくて展開速度がそのまんま
引き次第だったのが事故の元でしたが、
だんだんとリリーラを場に出す手段が充実してきて
序盤の安定した展開が可能になりました。
ところがこれもこれで結構な事故の元になります。
リリーラが無事に場に出て展開しきったとき、
展開のためのカードが活躍の機会を失って手札で腐るのです。
普通の構築をすると序盤事故、安定特化にすると中盤事故、
という風にどうにもユレイドルは事故の危険性からは
免れられない運命のようです。

そしてそのユレイドルをガラガラと組み合わせてみたのは結果的には失敗でした。
昔からユレイドルと組み合わさっていたポケモンは
積極的な攻撃によって攻撃は最大の防御ということを実現できるものが主で
最近ではロックによって相手の行動を遅らせられるヘルガーがいたのですが
ガラガラはスクラン起動による後半の活躍が前提なので
ユレイドルを全く支援できないというのが欠点となります。
えーとあと何言おうとしてたか忘れた。
ごめんなさい。
レシピ置いときます。
好きなようにして下さい。

ポケモン:16枚
4: リリーラ(ADV2)
4: ユレイドル(ADV2)
4: カラカラ(PCG3)
4: ガラガラ(PCG6)

トレーナー:26枚
4: ねっこの化石
2: ハギ老人の思いやり
2: 超古代のワザマシン[岩]
4: ニシキのネットワーク
4: モノマネむすめ
4: ロケット団の幹部
3: エニシダ
3: 妖しい洞窟

エネルギー:18枚
4: 闘エネルギー
4: 鋼エネルギー
2: Wレインボーエネルギー
4: ワープエネルギー
4: スクランブルエネルギー

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