泊りがけで関西大会両日に参加してきました。
特にトレードの予定もなかったので、
1日目のほうは昼まで寝てから決勝だけ観戦。
2日目は大会に参加してきました。
年2回あるお祭りのうち1回目が終了。
全員お疲れ様。
全体の結果の感想はまた。

さて、それではレポートのほうを。
まずは予選から。

使用デッキは一応自前でブラッサムとボルミュウビーチを
用意していったのですが、
関西A大会の予選でカメルギアがかなりの数いたということを聞き、
前日のホテルでの調整会でカメルギアと戦わせてみて判断しました。
まずブラッサムについてはハッサムラインが丸ごと役に立たないために
完全にブラッキー頼みの戦いを余儀なくされ、
カメルギア戦においては黒ウィニーの下位互換となる
という結論に達したので却下。
ボルミュウビーチについてはやや有利ではあるものの
相性としてはほぼ五分に近いという点、
わるヤドや黒ウィニーに弱いという対応範囲の狭さから却下としました。
結局、採用したのはサブパンチャーにカイオーガを使った
通称ガルギア型のカメルギアです。
色々な人のものを見せてもらいましたが
各々他では見られないようなかなり尖った構築の仕様になっており、
検討の結果タケガル君の構築と全く同じものを採用することになりました。
カメルギアの他は幹部を有効に使って
カメルギアを止めることのできる黒ウィニー、
特に迅影さん構築のものがかなり完成度が高く、
見た感じ総合的にカメルギアと互角の成績が期待できると思いましたが
この際どっちでもよかったし回すのもパーツ借りるのも
カメルギアのが楽そうだったのでそっちを選びました。
構築煮詰めたのは僕じゃないのでレシピについては秘密にしちゃいますよ。

1回戦目
VSボルミュウビーチ(takamonさん)
でんじしょうがい撃たれたら負け、その前に落とせば勝ち。
一見不利に見えますが純粋に先に場を整えたほうの勝ちです。
手札が恵まれていたのでルギアを盾にでんじしょうがいを受けつつ
さっさとカメを立ててエネを貼りますがなかなか攻撃に移れません。
ルギアがあと一撃で落ちるというところでカメックスと交代、
うずしおでフルリムーブに挑戦。
これが見事成功してライボルトを丸裸にし、
一気にエネルギーの総量でアドバンテージを奪います。
相手がエネを貼り間違えるという痛恨のミスプレイ。
レックを盾に粘るのも失敗、
3対0で大逆転しました。

2回戦ボルビーブラッキー
こちらカイオーガを盾にしてスタート、
相手のバトル場はエナ進イーブイ、ベンチにはラクライです。
一瞬ボルフィかと思って焦りましたが、
イーブイはなんとブラッキーに進化。
これはこれで厄介な相手です。
ポケモンいれかえを駆使してジラーチを前に出し、
頑張ってまたカメが降臨。
ブラッキー、次いでライボルトと直接の殴り合いになります。
うずしおでライボルトのエネを剥がして
メガショットでの一撃死を防いだ僕が一歩リード。
3対0ですが辛勝です。

3回戦水ムウマ
こちらジラーチ対して相手はムウマ。
ジラーチが眠りっぱなしでなかなか展開がうまく行きません。
ジラーチが落ちたと同時にカメックス登場、
カイオーガにエネを貼ってまずベンチにいたエネ付きのコダックを直撃。
次いでバトル場の鬱陶しいムウマを一撃。
最後に後ろにいたゼニガメを狙撃。
3対1でこれは予選抜けたろう。

全体を見回した感じではカメルギアがやたら多くて、
それとほぼ同じぐらいボルミュウビーチがいました。
ともあれ、タケガルギアで勝ち点9取ったサイド9取られたサイド1の
申し分ない成績で予選を突破できたわけです。
強い奴が正義。
さあ、次は決勝だ決勝。

決勝用デッキはサスガ君のアレでお馴染みのアレ。
早い話がδレック単なのですがちょっと口に出すと長いので
発祥地の滋賀と開発者のサスガ君の頭文字Sを取って
Sレックという呼び名が生まれました。
滋賀レック、ニートレックなどみんな好き勝手に呼んでいますが
まあとにかくちょっと聞いたこともないようなレックデッキということです。
すでに強豪プレイヤーの人たちの間では密かに話題になっていたもので、
開発者であるサスガ君を筆頭になんとか上位に持っていこうということで
裏でこっそり調整を重ねていたのです。
A大会のほうでタケガル君も使用していたのですがこちらは決勝1回戦負け。
B大会に出場した開発者サスガ君もあえなく予選落ち。
一度は表彰台に持っていかないといけないと思ったので
僕もこのデッキを使うことにしました。
他、ヒトツメチュウさんゼクスさん、
トレーナーの配分に関しては意見が分かれたのでそれぞれ
微妙に違う構築となりましたが、
合計3人分のSレックが表彰台を狙うことになりました。

1回戦カイリキー(tawaさん)
みんな大好きすらすらの管理人さんです。
レックウザはカイリキーに対して抵抗を持っているので楽っちゃ楽ですが
いつ水晶のかけらが飛んでくるともわからないし
確定リムーブで鋼剥がされるのも怖すぎるので早め早めの攻撃を。
さっさと攻撃の態勢を整えて後ろでぬくぬくと育っているカイリキーを
リバースで呼び出して先に殴る。
その後リムーブを決めそこねたりしている間に
かわらわりのカイリキーが登場したりしてヒヤっとしますが
ポカポカ殴ってサイド引ききって6対0で勝利。
まあ相性ってやつで。

2回戦Sレック(ゼクスさん)
早くもミラーマッチの潰しあいです。
先攻を取るもエネを貼れずにターンエンド。
これが後々に大きく響いてきます。
ゼクスさんが早めの攻撃を狙うのに対して
こちらはエネルギーを溜めて一撃狙い。
ゼクスさんのリムーブかことごとく外れて、
行けるかと思いきや幹部で引いてきた手札が腐りきってました。
あとエネが2枚あれば倒せたのに。
やがて回復手段の尽きた僕の側のレックがベンチに下がって
トップドローの結果に賭けますが、
結局引きに恵まれずあえなくダウン。
ともかくもSレックはベスト4まで達したわけで全体の目的は達成したけど、
折角だから勝ちたかったなあ。

ヒトツメチュウさんもあえなく破れ、
僕ら2人はベスト8止まり。
勝ち進んだゼクスさんが2位入賞です。
表彰台に浴びせられるニートコール、
マイクに向かって「ニート最高!」の一声、
大会のあとは肉を奢るという大盤振る舞い。
ゼクスさん大活躍の一日でした。

細かいレシピまでは公開しない約束なのですが、
概要だけは出そうということになったので、
ここでPCLの視線を釘付けにしたSレックについて少しだけ。

構築を一言で表すならばδレック単です。
PCG7のレックウザがデルタサーチで加速し、
鋼エネやホロンエネなどを貼りまくってガチガチに固めて戦うデッキです。
ポケモンがレックウザδのみなのでスロットに大きな余裕があり、
単構築にお約束のきずぐすり、ふっかつそう、エネルギーリムーブが
それぞれ4積みされています。
その他1積みのカードも多く、
皆で煮詰めたトレーナーとエネの配分は
かなり独特かつ絶妙のものになっていて企業秘密です。
支援用のトレーナーカードを効果的に引いてくる必要があり、
引いてきたところで頼みのふっかつリムーブがコイン依存なので
コイン次第では何もできずにただ殴られるだけということにもなります。
流行しているデッキのほとんどを食えますが
コロロマイン、レックマイン、わるヤド等速攻には勝てません。
実際決勝でわるヤドと当たったゼクスさんが負けてますし
こればっかりはどうにもならないっぽいですが
逆に言えばそれ以外のデッキにはコンスタントに勝てるデッキです。
個人的には糸工さんがかつてコロロマインのレシピを公開してくれたように
こっちのレシピを公開してみるのもいいんじゃないかなと思うんですが
どうでしょう。

ついでに僕のほうで考えていたデッキを公開しておきます。
とにかくダメカンばら撒いて岩マシン、
というのがやりたかったのですが、
ボール展開じゃ戦力の供給が追いつかなくてダメっぽかった。
ももっちさんの言うことは正しい。

ポケモン:16枚
2: マタドガス(PCG2)
4: ドガース(PCG3)
2: マタドガス(PCG6)
4: カラカラ(PCG3)
4: ガラガラ(PCG6)

トレーナー:28枚
4: モンスターボール
2: ダイゴのアドバイス
2: 超古代のワザマシン[岩]
4: スーパーボール
2: 逆転!マジックハンド
2: ポケモン回収装置
4: モノマネむすめ
4: ロケット団の幹部
2: クルミのリクエスト
2: 呪われたほこら

エネルギー:16枚
4: 闘エネルギー
4: 鋼エネルギー
4: マルチエネルギー
4: スクランブルエネルギー

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索