どうやら今年の年末年始は何も予定が入らなさそうです。
クリスマスとか大晦日とか正月とか、
まあそのへんの祝日に何もないのは毎度のことだからいいとして、
大体その周辺で飲み会とか何かあるものなんですが今年はそれすらない。
どこか出かけてもいいんですが
一人で訪れて楽しいような場所はどこも家族かカップルに占領されています。
おもんない。

店員を観察しているだけでおもろい店、
ロココホビッツのジムチャレに参加してきました。
本日はハーフで使用デッキはヌオー。

1回戦
VS ゴウカザル(たけし)
2−2 勝ち
W虹でどんどん攻められてピンチ。
しかし2体落とされたとこで幹部打ったらそれが決め手になって相手全滅。
対戦終了後、サイン欄いっぱいの習いたてのひらがなで大きく書き込まれた
「たけし」の3文字が気に入ったので
以降この子をたけし呼ばわりすることにしました。

2回戦
VS DOSAIDON(黒銀くん)
1−1 負け
初手がよかったので早々にヌオーを立てることに成功するも
肝心の封印がなかなかこない。
そうこうやってるうちに山札が切れて負け。

まあ参加賞のパックからナナカマド出たからいいか。
とりあえず1枚余ったのでトレード希望の方は声かけて下さい。

今最高におもんないデッキとして有名なドサイドンが
PCGブログ22日分の更新で紹介されてます。
デッキ名「No Fighting」ということなので略称は「無闘」でしょうか。
そろそろ構築も固まってきた感じなので
ここいらで考察を加えたいと思います。

ところで、ポケモンカードには勝敗の決まる条件が3つあります。
どちらかのサイドカードが全て引かれる。
どちらかの場にポケモンがいなくなる。
どちらかの山札がなくなる。
このうち、一番最初のサイドカードの取り合いが最も重視されているものであり、
ポケモンカードは基本的にそこに主眼を置いた設計がされています。
プレイヤーは相手のポケモンのきぜつを狙いながら
自分のポケモンのきぜつを回避するというのがゲームの流れです。
しかし勝敗の条件をそこだけに設定しておくと、
お互いのプレイヤーのリソースが枯渇した場合に
ゲームの決着がつかなくなるという自体が発生する恐れがあります。
残りの2つの勝利条件はそのような事態を回避するために設定されている
言わば救済措置のようなものなのですが、
最初からそこを狙っている無闘は非常にイレギュラーなデッキであり
それゆえに対策もし辛くなっています。
かつて似たようなコンセプトを持って設計されていたMコータスは
ファンデッキの域を出ていませんでしたが
より効果の大きい無闘にはすでにメタゲームの一角を成しています。

基本的にデッキ中のカードは段階的に同じルートを辿ります。
山札から手札へ、
手札から場へ、
場からトラッシュへ。
カードのリソースとしての価値は
手札から場を経由してトラッシュへ送られる過程で発揮され、
それぞれ一つ前に戻っていくケースは稀です。
サイドカードの取得を目指すデッキは、
ポケモンとして場に出て行動することでで
すでに一定の価値を発揮したカードをトラッシュに送るに留まりますが、
山札からトラッシュへ一気にカードを飛ばしてしまう無闘は
相手のカードのリソースとしての価値が発揮される機会を潰します。
キーカードがトラッシュに落ちた時点で勝敗が見えてくる。
これが無闘の強さとつまらなさの理由です。

弱点もあります。
サイドカードが引けないという特性上、
サイド落ちが勝負の結果に強く影響します。
対策もないわけではありません。
何かに特化したデッキはどれか1つの行動を封じられると
身動きが取れなくという宿命を持っています。
無闘の構築はとにかく相手の山札を削るために
トレーナーとポケパワー極端に依存しており、
これのどちらかを封じられるとコンセプトが達成できなくなります。

ターンをかけて山札を削るこのデッキは
制限時間がありサイドカードの枚数が問われる
公式予選などでは使えないでしょうし、
試合数を稼ぎたいジムオフィなどのイベントでも
あまり有効ではないように思えます。
勝率そのものはよくても勝率以外のものが得られないのが
このデッキの根本的な難点と言えます。

ポケパワーを発揮するためのリソースであるポケモンを
次々となぎ倒すカメルギア。
ポケパワーの発動を封印の結晶によって妨害しつつ
攻撃を展開可能なエンペルト。
トレーナーカードによるポケパワーの複数回発動を妨げるライボルト。
この辺りのデッキは比較的無闘に相性のいいデッキであると言えるでしょう。

無闘を相手にする際に気をつけたいのは、
とりあえず倒せるポケモンから倒していくこと。
そして展開のための序盤のドローは惜しまず、
フィールドワーカーの1ドローも拒否しないほうがよいでしょう。
もたもたしてるとどの道ドローアウトですのでね。
それからカードの無駄遣いには気をつけること。
基本的にドサイドンは攻撃してこないので
戦闘要員はバトル場に1体いれば十分だし
控えを用意しておく必要性はあまりありません。
手札にカードを溜め込んで山札の回復に使います。

僕の無闘はだいたいこんな感じになりました。
使ってみて思ったんですが意外と事故りますね。
ドサイドンがいないと大量の回収ソースが手札で腐ります。
ルリリはジラーチと比べると1ターンずつ行動が遅れるので却下。
とにかくドサイドンを立てることに集中したほうがよさそうです。
相性悪いデッキもあるにはあるので
むちゃくちゃ強いデッキかと言えばそうでもないと思うのですが
しかしおもんないデッキですね。
一時期のカメルギぐらいおもんない。
今ジェノサイドの巻物を拾ったら
間違いなくドサイドンに向かって投げつけると思います。

ポケモン:8枚
2: サイホーン(DP1)
2: サイドン(DP1)
2: ドサイドン(DP1)
2: ジラーチ(PCG2)

トレーナー:22枚
2: ふしぎなアメ
2: ハギ老人の思いやり
2: バトルサーチャー
2: マスターボール
1: どっきり!タイムマシーン
1: ポケモン回収装置
2: フィールドワーカー
2: 暴風
2: ホロンサークル
2: スーパーポケモン回収
2: ポケモン図鑑 HANDY910is
2: ナナカマドはかせ

エネルギー:0枚

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